犬の雪玉の取り方は泡だて器!?オイルや洋服で対策もしよう

悩み

雪国あるあるの雪玉は、とても硬くできており、しっかりと犬の毛に絡みついているため、無理に引っ張ると痛い思いをします。

溶かす、砕くなどの優しく丁寧な取り方で対処してあげましょう。

雪の降らない地域の方には馴染みがなく、旅行先などでおもいっきり雪遊びをさせたあとの愛犬の姿には驚くかも知れません。

犬が雪の中を歩くと、毛質などの影響で丸い雪の塊がところせましとできてしまいます。

雪で遊ぶときは犬にも準備があり、できてしまった雪玉には適切な取り方があります。

雪国に暮らす私がおすすめする雪玉の取り方、対策や予防グッズなども紹介しますので、ぜひ参考にされて下さい。

この記事書いた人

動物看護師のもちです。
小さい頃から犬のいる暮らし♪
5頭目になる現在は
トイプードルを飼育中です♪

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犬の雪玉の取り方は泡だて器!?引っ張らない優しい取り方

毛の短い犬種や秋田犬、ハスキーなどの雪国出身の犬種は、比較的雪玉ができません。

引っ張って取ろうとすると、毛が絡んでいて痛いですから、溶かすか砕くなどの方法で取ってあげましょう。

犬に負担のかからない雪玉の取り方を3種類紹介しますので、シチュエーションに合わせてやりやすい取り方をお試し下さい。

泡だて器やブラシでポンポン雪玉を砕く

コームやスリッカーなどのブラシで砕いて取るのが一般的ですが、泡だて器でポンポンすると取れやすい!という裏技が話題になっています。

犬の身体を強く叩かないよう加減しながら、雪玉に向かって軽くポンポンすると、みるみる崩れていきますよ。

帰ってきたら、濡れている毛は、タオルやドライヤーを使ってしっかり乾かしてあげましょう。

そんな都合よく雪玉用泡だて器を用意できない!という方はお湯やドライヤーがあると対処できますよ。

お湯で溶かしてドライヤーで乾かそう

犬の大きさや雪玉の範囲に応じて、洗面所やお風呂場でお湯をかけて溶かします。

雪玉が取れたら、ドライヤーでしっかりと濡れた毛を乾かしてあげましょう。

ですが、毎日毎日、お散歩のたびに手足をびしょびしょに濡らして、乾かすなんてやってられないですよね。

雪玉をなるべくつかないようにする対策もしっかり行いましょう。

ドライヤーのみで温めて溶かしてあげる

宿泊施設など、犬の足をお湯で流せる場所が近くにないときは、ドライヤーを使えるように準備します。

溶けた雪の水分を拭き取れるよう、十分な枚数やサイズのタオルを用意しましょう。

ドライヤーで雪玉を溶かしたら、濡れた毛をしっかり乾かします。

犬の雪玉対策は防寒着やオイルなどで♪ベビーオイルでも代用可

犬の雪玉対策には、手首まである防寒着などで毛を覆う方法や、お散歩前に予防スプレーを吹きかけるなどの方法があります。

毎日雪玉を外して乾かして、という作業は犬にとっても飼い主にとっても負担になりますよね。

また、雪玉の対策だけではなく、犬の肉球ケアもしてあげることで、ひびわれなどのトラブルも防げます。

手首付近まで隠れる防寒着♪パジャマで代用も

防寒着や洋服で身体の露出を減らすことで、雪玉ができてしまう範囲も小さく抑えることができます。

実際にしっかり手首まで隠れるような雪遊び用の防寒着を探してみると、一万円以上するものが多く、気軽に買えるものではありませんでした。

除雪されていない雪を歩く、雪遊びを頻繁に行う犬ではしっかりと足首まで隠れる防寒着が1枚あると安心ですね。

手首まである洋服は、パジャマロンパースカバーオール、といった検索ワードで探すとよく出てきます。

やや伸縮性のある素材ですが、普段より1〜2サイズ大きめがおすすめです。

普段はSサイズを着用している体重2.4kgのトイプードルに、Mサイズがピッタリでした。

毛にオイルを塗ると、雪玉がつきにくくなりますよ。

雪玉防止オイルスプレーやベビーオイルで対策

オイル系のコンディショナースプレーは、雪玉が付くのを抑える作用があります。

肉球の間にも塗れば、指の間の不快な雪玉対策もできますし、防寒着と合わせて足回りの対策に使用してもよいでしょう。

プラッシュパピーのシーブリーズオイルは、雪国では愛用家の多い人気のオイルですが、頻繁に雪遊びをしないワンちゃんには少々お高め。

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コンディショナーとして普段使いすることもできるため、使い勝手は悪くありません。

代用品としてベビーオイルを使用するのもおすすめです。

肉球のケアはクリームや靴などで♪クリームが特におすすめ

もともと犬の肉球は、冷たい雪の上を歩いても凍傷にならないしくみがそなわっていますが、室内で過ごす時間の長い犬は肉球が柔らかくなっています。

あかぎれやひびわれなどのトラブルを起こしやすいため、靴や保護クリームでケアをしてあげましょう。

また、滑りやすい場所で靴を履かせると、地面の感触が掴めずにかえって危険ですから、保護クリームの使用をおすすめします。

無香料も愛犬に嬉しいポイント。

熱いアスファルト、砂利、フローリングの滑り止めや皮膚にも使えてお手頃価格ですから、1つは持っておきたい逸品ですね。

まとめ

  • 犬についた雪玉は、引っ張って取ると痛いため、泡だて器などを使った優しい取り方をする
  • 雪玉をつけたままにすると毛本来の保温性も損なわれるため、こまめに取ってあげるとよい
  • 優しい取り方で雪玉を外したあとは、必ず毛をよく乾かしてあげる
  • 雪玉が付きにくい対策をするとお互いに楽
  • 露出の少ない洋服や防寒着を着せることで雪玉が付く範囲を最小限に抑えられる
  • オイル系のコンディショナースプレーやベビーオイルを塗ると雪が毛に付きにくい
  • 雪の上を歩くときは、靴やクリームを塗って肉球のケアをすると安心

犬の雪玉の取り方と対策が分かれば、おもいっきり雪で遊ばせやすくなりますね。

準備ができたら、愛犬と雪の降る地域への旅行や雪遊びに飛び出しましょう!

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